う~ん、年賀状のことを考える季節です。
毎年、毎年、これがなかったら個人的に手紙を出すことはありませんね。物心ついてから、ずぅーっと年賀状を出してきましたが、正直言ってけっこう大変。
出来合いの葉書を出すのはつまらない。できるだけオリジナルとか考えていると、なかなかうけそうなアイディアを思いつかず、気が付くと除夜の鐘がもうすぐそこ。
元旦とか書いても、元旦に届くように出したことは数えるくらいしかありません。
こどもの頃は芋はんをよく使いました。プリントゴッコの全盛時代を迎えましたが、自分はまったく使ったことがない。あの頃は、多くても数十枚でしたから、一枚一枚手書きで書いていました。
医者になった頃からパソコンが使えるようになって、80年代の終わりごろにぎざぎさのビットフォントから拡大してもスムースなアウトラインフォントが使えるようになった。
個人向けの白黒レーザーも発売されて、やっと業者に出さなくてもきれいな文面が印刷できるようになったわけで、このころからパソコンで年賀状を作るようになりました。
でも当然白黒ですし、写真はディザという新聞写真みたいなものしか使えませんでしたね。初めて買ったデジタルカメラは白黒10万画素でしたが、直接パソコンで画像を扱えるというのは画期的。おおいに出来上がった年賀状に満足した物でした。
わずか20年ほど前のことですが隔世の感があります。もう今なら、思いつくたいていのことはパソコンでできてしまうわけですが、ところが最近はむしろ凝らなくなってしまいました。
実際、年賀状の価値もいろいろ言われるようになったわけで、新年を飾る行事の一つとして是非残ってほしい文化ではありますが、確かに今の時代にはピンと来ない部分があることは否めない。
まぁ、とりあえず・・・今年も、何とか年内に投函したいと思ってはいるわけです。
・・・って、去年も同じようなこと書いているなぁ・・・