ルート・シックイティシックス・・・何かかっこいい。昭和人には、ちよっと憧れる響きがあります。
そもそも、これはアメリカの国道につけられた番号で、シカゴからカリフォルニアのサンタモニカまで、アメリカ大陸を横断する、残念ながら今は廃止された重要な道路。
昭和40年代は、アメリカン・カルチャー漬けだった日本文化の中でも、テレビ・ドラマは特にアメリカ物が多く、「ルート66」もその中の一つ。
でかいコルベットという車で若者が、ルート66を走り回っていろいろなことがあるという・・・
もう一つ音楽でも、スタンダードになった名曲があったりする。
アメリカがアメリカになっていく過渡期に、重要な役割を果たした道路。広大なアメリカを東西に車が往きかい、産業を支え、さまざまな文化を生み出した。日本で言ったら、東海道ですが、何しろ規模が違います。
アメリカの「古き良き時代 (good old days)」の象徴の一つ。夢が叶うアメリカ、何でも吸収できる包容力のあるアメリカ、時代の先端をいく情報の発信源であるアメリカ・・・
今、アメリカはそんな時代に戻ろうとしているのかもしれませんが、今とは価値観も違うし、何しろ世界情勢も違う。一歩間違えれば、Bad new daysになりかねない。
おっと、すでに最初の一歩を踏み出していましたね・・・