高尾山でおすすめグルメというと、定番は蕎麦。
蕎麦好きとしては、これは聞き捨てならないところ。
特にとろろをのせたものが名物で、いくつもある蕎麦店では、どこでもお勧めらしい。
高尾山口駅からケーブルカーの清滝駅まで、徒歩で5分くらい。この間に蕎麦店がたくさんあるのですが、その中でひときわ目立つ店が
高橋家です。
何が目立つって、何と家の屋根から木が突き抜けて出ているんです。
これは樹齢150年の柿の木。これは想像ですけど、元々は庭先だったんでしょうが、店を増築する際に残したと考えるのが無理がありません。
何にしても、店の箱からしてなかなか味わいがある。
さて、中に入ると人気店だけに、たくさん待っている人がいるんですが、さすがに蕎麦は回転が早いので、ほどなく席に通されました。
目指すは定番、とろろそば。とろろは山芋と長芋も半分ずつ混ぜたもので、固さもちょうどよい。
蕎麦は細くて更科風ですが、信州蕎麦粉6割ということで、喉越しはなめらかでいい感じです。寒かったので温汁にしたのですが、本当はざるで食べたい感じ。
汁は、だしと甘みがやや強めでしょうか。醤油がきつくないので、とろろの香りが消されず、こちらもいい感じ。
今回は、ミニ鴨葱丼もつけちゃいました。こちらも美味しかったです。
全体的には、自分の中では高評価。1時間くらいの場所なので、日曜日とかに、この店だけのためにわざわざ足を運んでまた食べてもいいと思いました。