ナゾノクサが進化するとクサイハナ、クサイハナが進化すると・・・
そうです、ラフレシアです。
世界最大の花は、ショクダイオオコンニャクとラフレシアのどっちかというのはよく話題になる話。
個体差があるので、なかなかわからないところもあるようですが、ラフレシアは花が1m以上であることは間違いない。
それにしても不思議な植物です。
何しろ、葉っぱは無い。茎が無い。そして根も無い。
他の植物の根っこに寄生して、2年間かかって直接花だけが出てくるんだそうです。
一度開花すると、トイレのような臭い匂いでハエを誘い、数日で枯れてしまうという、なんとも奇妙な生態。
それでも花言葉は「夢現(ゆめうつつ)」と、なんともファンタジー。
現し世は夢、夜の夢こそ真・・・江戸川乱歩の言葉が思い出されます。