2017年2月5日日曜日

39年目のツッコミ


♪ 緑の中を走り抜けてく、真っ赤なポルシェ・・・

1978年の山口百恵の大ヒット曲ですから、昭和のおじさんで知らぬ者はまずいない。タイトルは、今更言うまでもなく「プレイバック part2」の、出だしの歌詞です。

そもそも、なんでpart 2なのか・・・当時は、何かかっこいい、何かの含みがあって想像を掻き立てる感じが、ちょっとミステリアスな山口百恵と合っているんだろうくらいに思っていました。

その後、実はpart 1があるというのがわかって、こちらはベスト盤だけに収録されました。

実はももともと「プレイバック」と言うタイトルで作られた曲が「いまいち」と判断され、急遽、宇崎竜童・阿木燿子に依頼されドタバタで一から作り直されました。そこで、part 2がタイトルに追加されたというのは有名な話。

ですから、part 1とpart 2には、話の連続性は特に無いわけですが、part 1も、それまでの山口百恵の既定路線としては悪くはありません。もちろん宇崎・阿木コンビのpart 2の方がインパクト大なのは確かですけど。

当時はNHKは、「公共放送」を強く意識していて、歌詞の中に特定商品名が入ることにダメ出しをしたというのも有名。当然、ポルシェはNGですから、山口百恵が「ポルシェ」を「くるま」に変えて歌っていたのを違和感たっぷりに記憶しています。

それより、最近気がついたんですが・・・真っ赤なクルマと言えば・・・

ポルシェじゃなくてフェラーリじゃないかと。

39年目にして、今更何を言ってんだか・・・まぁ、ポルシェ好きの方には失礼かもしれませんが、ポルシェのイメージは白系かと思うのですか、如何でしょうか。