・・・のようなレンガ道。
というだけの話なんですが、たまたま歩いていて、何気なく下に目を落としたら、グフィック・イコライザーのようだなと思ったわけです。
オーディオというのも、昭和の頃は一つ文化でした。
音量はボリュームだけですが、音質については、TREBLEとBASSの最低でも2つの調整がありましたが、その後音質の周波数帯域ごとに細かく調整するイコライザーというのが登場しました。
アンプの出力は電圧の変化なので、昔、ここに豆電球をつけてみるという遊びをしたことがあります。音質を極端に調整して、高音域と低音域を別々のアンプに通して出力します。すると、音楽の状況によって豆電球が点灯するので楽しいわけです。
こんな超アナログなことも、今ではPCでヴィジュアライザーを起動すればおしまいですけどね。
イコライザーの調整を視覚的に見やすく表示したのがグフィック・イコライザー、通称グライコです。
今では音楽がデジタル化したことで、ほぼ作り手の意図通りのデジタル・データが手に入りますから、完璧な再生環境と装置を持っているなら音質をいじる必要は無くなりました。
オーディオ機器によっては、音質の調整のスイッチすら無いということもあります。オーディオ・マニアは死語と化した感がありますね。