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2018年4月30日月曜日

LED懐中電灯


この前、ふとしたことでクリニックに常備している懐中電灯を使おうとしたら、ありゃりゃ、乾電池が液漏れしてぐちゃぐちゃ。

当然、電池は取り出すことができず、使い物にならない。昔ははやったMAGLITEの、安くはないものだったんですが、捨てるしかありません。

あの大震災の時に停電になってしまい、小さな懐中電灯一つ二つでは不便だと思いました。以後は、防災グッズを意識するようになって備えるようにしました。

懐中電灯は3本。キャンプ用乾電池ランタンを1個。電池で使えるラジオ。500mlペットボトルの飲料水を2ケースなどです。特に灯りは必需品です。

そこで、今どきのLED懐中電灯・・・今はフラッシュライトと呼ぶのを探してみました。

もうほとんどは中国製で、販売するメーカーはいろいろあっても形は一緒。ほぼほぼ、選択の余地はない感じです。基本的にはリチウムイオン充電池を使用するタイプ。

充電池は、停電で充電できなければ使い物にならないので、防災用としてはどうかと思うところはあるのですが、乾電池だって無制限に備蓄しているわけではありません。

リチウムイオン電池は、いろいろな形があるようですが、フラッシュライトではだいたい18650電池、あるいは26650電池というのが主流らしい。

普通の単三電池より太く、単二電池よりは細い。26650電池の方が太くて容量はあります。ライト本体が多少太くはなりますが、防災用としてはできるだけ容量があったほうが良さそうです。

大は小を兼ねると言葉通り、26650電池のタイプは18650電池も使えます。いずれにしても単四電池を3本まとめて使えるアダプターもついているので、充電池が切れても何とか使えるのでよしとしましょう。

それに、調べてみたらノートパソコンや電動自転車のバッテリーパックも、ほとんど18650電池がまとめて詰め込まれているらしい。

試しに壊れて放置していたVAIOのバッテリーを分解したら、中から18650電池が8本出てきました。充電器で充電してみると、さすがに古いもので劣化していて充電に時間はかかるし、充電中も発熱が多めでちょっと心配でしたが、何とか使えそうです。

このくらい充電池の予備があれば、とりあえずはあまり問題はないし、もしも電池切れになっても、車で充電器を稼働させることができますから何とかなるでしょう。

ライト本体は、Amazonレヴューでは「思ったより明るくない」とか「付属の電池はよくない」とか、いろいろ書かれています。

でも、車のヘッドライトのようなものを期待しているわけではありません。普通に、自分の立っている場所の周囲が明るければいいのが懐中電灯ですから、今までの電球に比べればLEDははるかに明るくてなんの問題も感じません。

値段も高くはないので、クリニック用に4本、一度に4本可能な充電器、念のため26650電池の予備などで締めて1万円の買い物でした。

LEDのMAGLITEが数千円することを考えれば、どんまいという感じ。後は、充電池は放電していくので、ときどき充電をチェックしておくのは言うまでもありません。