2018年4月21日土曜日

鼓草2


タンポポといえば、伊丹十三監督作品でありましたね。1985年の映画ですから、30年以上たちます。

ラーメン店を舞台にしたコメディでしたが、タンポポは主人公の名前。タンポポの花は直接関係はありません。

前回、タンポポの花そのものを話題にしたんですが、タンポポは花が終わっても、もう一つ楽しみがあります。

花が終わると、冠毛とよばれる毛が発達して種とともに風に飛ばされて繁殖していくわけで、一度や二度はこれをふぅ~と吹いたことがありますよね。

拓本を採るときに墨をつけて叩くのに綿を丸めて布で包んだものを使うそうですが、その道具をたんぽと呼び、冠毛の集まった状態がたんぽに似ているので「たんぽ穂」と呼ぶようになったらしい。

ある意味、花はプロローグで、終わった後が本編ということですね。