連休明けから気温が下がったので、エアコンによる冷房はやめて、窓や入り口を開けての常時換気に戻りました。
急な気温の変化は体調を崩しやすいので要注意ですが、最高気温が20度を下回るようになると、今度は暖房を考えないといけなくなります。
また、例年よりは減る物と思われますが、インフルエンザの流行の時期が近づいてきました。新型コロナウイルスと同時流行になると、事態はより複雑になる心配があります。
新型コロナウイルス感染症の直接的な診療を行っていないクリニックとしては、とにかく受診によって感染につながるような事態だけは避けることが求められます。
そこで、これからの時期に対して追加の感染対策として、空気清浄機を導入しました。
うちのクリニックは、診療スペースがやや広めで150平米ほどあるので、1台で31畳(約50平米)の能力のあるものを3台設置しました。
ここで求められている機器の能力としては、HEPAフィルターが必須とされています。HEPAフィルターは0.3μm以上の微粒子をキャッチでき、クリーンルームなどに利用されます。
ウイルスは大きさは0.1μm以下ですが、実際には集合していたり、水蒸気などを周りに含んでいるため、実際の新型コロナウイルスの飛沫は5μm程度と言われています。
感染の可能性がゼロになるとは言えませんが、少しでも安心感が増えるものとしてこれからの時期に期待できると思います。