将棋に興味が有っても無くても、最近の藤井聡太の活躍は、誰の目にも耳にも新鮮な驚きと伴に伝わってきます。
将棋界の最年少記録をどんどん更新して昇段し、そしてタイトルを獲得するニュースは、嫌なことばかり報道される世の中で、一服の清涼剤になっています。
クリニック用にずっと買い続けているスポーツ専門雑誌Numberなんですが、最新号を手に取って驚いた。
何と、特集が「藤井聡太と将棋の天才」となっています。将棋雑誌じゃありません。スポーツ全般を扱う、この雑誌が異分野を特集するのは、知る限り初めてのことじゃないでしょうか。
聞くところによると、雑誌がどんどん売れなくて出版社が四苦八苦しているこのご時世に、この号はいきなり増刷されたということ。
将棋と言う比較的限定された愛好家の世界のように思いますが、藤井聡太がジャンルの垣根を超えて日本を元気にする起爆剤の一つになっている一つの証ということですね。