あっという間の1年でした。
去年に続いて、全世界で無かったことにしたい年だったと思いますが、それでも1年は1年。確実に人は年を取って、10年後、20年後にはこんな年もあったよねと言えればいいんですが・・・
大晦日は年越しそばというのが恒例行事ですから、お酒が飲める美味しい料理としては、きりたんぽ鍋を今年の〆にしました。
寒いときは鍋が一番。用意が簡単なので、どんな鍋でもいいんですけど、今回は秋田県の郷土料理、きりたんぽです。きりたんぽは、炊いた米をつぶして木の枝につけたものを焼いたもの。粘りの無い餅みたい・・・ですが、その素朴な感じが旨い。
スタンダードに鶏ガラスープで、鶏モモ肉、鶏つくね、ごぼう、舞茸、長ネギなどと一緒に煮ます。最後にたっぷりのせりを乗せて出来上がり。スープも含めて鶏肉は当然比内地鶏です。
・・・って、実はこれ、秋田の知人からセットでいただいたもの。すべてがセットになっていて、追加で用意する物はまったくありませんという便利なもの。コロナ渦だからこそ生まれたアイデア商品なのかもしれません。
来年は今年の続き、明日は今日からつながっていますが、どこかで区切ることは無意味ではありません。今年も、いろいろな方のおかげで1年が終わろうとしています。誠にありがとうございました。良い年をお迎えください。