Paella de Mariscos・・・元祖パエリアがウサギ肉を使った「猟師風」なら、こちらはたっぷりのシーフードの「漁師風」です。魚介から本当に美味しいスープが取れるので、日本人的にはこちらの方が馴染み深い。
欠かせない食材は有頭エビと貝。スーパーで頭付で手に入る手頃なエビは、だいたい赤エビで、一尾100円程度。貝はムール貝だと見栄えがいいのですが、今回はより味がしっかり出せる牡蠣を使い、さらに味が増すイカを1杯入れたので、食材としては1000円くらい。
米はボンバ米。二人で1合です。水は500mlで、海鮮から出るスープがおよそ100mlで合わせて600mlという目安です。
ニンニクの香りを付けたオリーブオイルで、魚介を炒め火が通ったらエビの頭を潰します。いったん具材を取り出し、水とサフランを加えて、米を洗わないでバラバラと入れます。ここで味が足りなければ、少しだけ塩を追加。
中火でぐつぐつ煮込んで、米が見えたら具材を上に戻してさらに煮込みます。米の固さが気になる場合は水を少しずつ追加します。最後に強火にして、焦げた匂いがしたら完成。
いやぁ~、これは旨い。何度でも食べれます。
ちなみに使用しているパエリア用のパンは、直系28cmですが、いろいろと使いまわしができるようにやや深め。通常のパエリアパンとしては26cm仕様くらいで、2~3人前を作るのに適した大きさです。