2022年2月18日金曜日

最強イタリアンの教科書

西洋でお米を使う料理というとスペインのパエリア・・・ですが、もう一つイタリアのリゾットも人気です。リゾットはお粥みたいなものと思っていたので、なんでお皿に盛れるんだろうと思っていました。

何という無知!! 何という恥!!

リゾットをちゃんと作る方法をYouTubeで探していたら、「日高良美」という名前がでてきました。このあたり全然知らなかったんですけど、イタリア料理界ではかなり有名なシェフらしい。しかも、日本であまり知られていなかったアクアパッツァが、人気になったのは積極的に広めた日高シェフの功績が大きいのだそうです。

コロナ渦もあって、飲食業界は大変苦しい状況が続いていますが、日高シェフがオーナーを務める青山のAQUAPAZZAもその例に漏れず大変らしい。そこで、始めたのがYouTubeで、匠の技を惜しげもなくどんどん披露してくれ、しかも本にもなっています。

見ているうちに自分でも試してみたくなるのは、シェフの人柄もありますが、特に料理の途中でしばしば出てくる「お好みで」という言葉。人によってはいいかげんなレシピと思うかもしれませんが、食材の選択や分量を自由にできるところが、素人にもハードルを下げてくれています。

ただし守るべきポイントはしっかりと指摘してくれていますし、何故そうするのかという理由もしっかりと説明してくれています。たくさんの研修生や新入りを相手にしてきた経験から、教え慣れているという感じがしました。

日高シェフのやっている通りにリゾットを作ってみたら・・・お~、これだぁ!! 確かにリゾットだぁ~、という出来で感激しかありません。物はついでと、ボンゴレ・ビアンコも作ったら、もう別次元の美味しさに感動しちゃいました。

こうなったら、日高シェフを陰ながら師と仰ぎ、真似できそうな物をいろいろ試してみたくなりました。