イタリア料理ボツ・シリーズです。
食べやすい一口大に切ったメカジキを塩胡椒して、ニンニク+オリーブ・オイルでソテー。まぁ、それだけで十分美味しいのですが、そこにトマト・ベースのカポナータをソースとしてのせたもの。
当然、旨い。
ですが、すでにやったことの二番煎じの二乗で四番煎じ、いやそれ以上ということです。しかも、カポナータが存在感が強すぎて、下手すると主役と脇役が逆転している感じ。
カポナータ単独で、十分に一品にもなりうるので、ここではさすがに茄子は抜いていますが、それでも味を十二分に主張して、メカジキがカポナータの要素の一つになってしまったというところです。
どんな料理でも、主役は何かをはっきりさせておくことが大事。今回はカポナータを使うなら、量を減らして付け合わせとするのが正解だったようです。
こういうところは、単なる家庭料理として、おかずの一皿として出される分には問題ないかもしれませんが、一品料理としてはあまり褒められたものではないと思いました。
カポナータの野菜をもっと細かく、そして量を少なく、純粋にソースとして使うのが正解のようです。
カポナータの野菜をもっと細かく、そして量を少なく、純粋にソースとして使うのが正解のようです。