2013年12月9日月曜日

結 (ゆい) @ あざみ野

韓国料理というと、たいてい焼肉店が思い浮かびますが、韓国家庭料理としては焼肉はごく一部のメニューにすぎず、いろいろと他にも美味しいメニューを楽しみたいと思うと意外と店は少ない。

以前に青葉区すすき野にある、「タレ」という店をよく利用していたのですが閉店してしまいました。この店は、普通の奥さんが友人に料理を振舞っているうちに好評なためお店にしてしまったというもの。

好評すぎて支店を出したりして拡大した結果、味が雑になったのか、忙しく嫌になったのか・・・内情はわかりませんが、突然の閉店で、多くのファンは残念がっているというところ。

今回は、同じ青葉区ですが、あざみ野の知る人ぞ知る場所にある韓国家庭料理の店「ユイ」に行ってみました。「タレ」が普通の家庭料理の延長だったのに比べると、こちらはもっとプロの料理として楽しめる店と言えそうです。

値段はけして安いとは言えませんが、それに見合う盛り付けと味で、納得できる値段。もちろん一般家庭では、こういう風には作っていないのかもしれません。

海鮮チヂミは、桜海老がふんだんにのせられ、中にイカや海老がはさみこまれ、外見はピザのような仕上がり。タレは甘すぎず辛すぎず、大人の味です。具が生地の中にごちゃ混ぜになっている、普通のチヂミのイメージとはだいぶ違います。

写真はサムギョプサルという料理。厚切りの豚バラを焼いたものを葉っぱに挟んでいただくもの。韓国の焼肉は豚肉中心と聞いた事がありますが、なるほどこれはいい。甘辛の味噌や辛くない唐辛子、古漬けのキムチ、あるいはにんにくなどいろいろなものをはさんで食べるのは楽しいものです。

葉っぱは、日本人にも馴染みのあるサンチュ以外に、緑色の濃い葉っぱが付いてきました。 一見するとアジサイか? と思ってしまうのですが、実はこれ「エゴマ」というしそ科の葉っぱ。匂いはきついのですが、嫌味はありません。

次回は是非サムゲタンに挑戦したいと思ったのですが、こういうお店を見つけると、ちょっと嬉しい感じです。