二十四節気では、今日から冬至。冬至は冬に至ると書くわけで、いよいよ真冬というのにふさわしい感じです。
冬至の初候が、乃東生なのですが、またまた読み方がわからない。「なつかれくさしょうず」だそうですが、どうしてそう読めるのかちんぷんかんぷん。
そういえば、夏にも乃東という文字が入った七十二候があった・・・
夏至の初候が乃東枯で、夏至と冬至がリンクしているんですね。乃東は夏枯草(なつかれくさ、かこそう)のことで、夏至の頃に黒くなって枯れ、そして冬至のころに芽が出てくるということらしい。
なるほど、自然の営みはきちんと繰り返され、人もまたそれをしっかりと見据えて生きてきたということ。自然をどんどん変えて生活を豊かにしてきた現代人は、地球にとって害虫みたいなものかもしれません。
冬至といえば、食べるのはかぼちゃ。お風呂は柚子湯。そういう、古くからの伝承も、こどもたちにしっかりと伝えておきたいと思います。