今日から、七十二候では橘始黄となります。二十四節気の小雪の末候となり、実際数日前に各地で初雪の便りがあったりしました。福岡での初雪というのには、だいぶ驚きましたけどね。
橘始黄は、七十二候に興味をもつようになって、さすがに読めました。こういう表現の仕方は、けっこう多くて、「たちばなはじめてきばむ」で正解です。
橘は、立ち花からきていて、柑橘系の果実の総称だそうです。先月くらいからみかんが店にでるようになりましが、いよいよ美味しくなるのはこれから。
落語でおなじみの寄席文字の第一人者、橘右近さんという方がいましたが、この名前は平安京の内裏の入り口にあった、右側の橘と左側の桜から由来するのでしょうかね。橘は常緑で縁起の良い樹木とされ、伝統にならって今でも京都御所に植えられているそうです。
何にしても、こたつとみかんは正月には無くてはならないと勝手に決めている自分としては、みかんがいよいよ美味しくなるという話は大歓迎なのでした。