二十四節気では冬至の次候ですが、七十二候でいうと1年の最後となるのが今日からの麋角解で、さわしかのつのおつと読みます。
毎度のことながら、なんのこっちゃ状態。麋(さわしか)というのは、ヘラジカ、ムースあるいはオオシカのことだそうで、春から伸び始める大きな枝分かれした角が、今頃落ちるんだそうです。
と、言っても、これは日本の話ではなく、大陸での話。もともと七十二候は中国から伝来してきたものですから、ある程度アレンジされたとはいえ、日本では見られないようなことも含まれて残っているということだそうです。
1年の最後、とにかく寒い頃の情景として、麋角解を想像して楽しみましょう・・・と言っても、まったく見た事がないですからね。よくわからないですね。