2010年2月8日月曜日

あすなろ海水魚館 次の一手

ずーっと、正月明け以来、あすなろ海水魚館は寂しい感じだったのです。海水魚飼育を始めた一番の目的だったカクレクマノミが忽然と消えてしまい、色的にも数的にも物足りない状態が続いていました。

カクレクマノミがいたときには、仲良しのイソギンチャクがどうもうまくいかず、すぐにダメになってしまいました。ところが、今はカクレがいないのに残ったイソギンチャクは絶好調を維持しているんです。

皮肉なもんですねぇ~。今水槽にいるのはシライトイソギンチャクですが、もともと色の少しでも黒っぽいものを選んできたのが成功の秘訣なのでしょうか。もっとも、3ヶ月くらい生き延びているからといって、飼育成功と威張ってはいられませんけどね。

カクレクマノミは最初は沖縄産のペアからスタートしました。かなり可愛い感じだったのですが、白点病であえなくダウン。次は養殖物を2匹同時に通販で注文。ところが到着時に一匹は瀕死の状態。

そこで、近くのホームセンターから小さめのものを仲間に加えてみました。ところが、あとから組み合わせても、ペアになる確率は大変低いらしいです。結局、先の一匹はまたもや白点病。さらに性懲りもなく追加した一匹に、生き残った方がストレスを感じて拒食症になって痩せこけて・・・

そして最後の一匹は大晦日には元気だったのに、数日後に消滅。なんとなく骨らしい残骸がわずかに残っているばかり。海の弱肉強食の世界は、こんな小さな水槽でもまざまざと見せつけてくるのです。

こうなったら、やはり最初からペアの二匹を入れるしかない。これは先行する水槽の住人(ルリスズメダイ、ベニゴンベ、オトヒメエビ)からのストレスを弱めるためにも必要条件です。ところが、なかなかお店でも通販でもいないんですよ。

今日、やっと信頼できる通販ショップでペア入荷を発見。思わず、即、クリック!! あ~、またやっちゃいました。今度こそ、なんとか落ち着いて貰いたいと思うわけです。

その秘策として、実は60cm水槽を用意しているんです。こんなことなら、最初から60cmにしておけばよかった。これから始めようと思っている方は、絶対大きめの水槽を用意しましょうね。失敗から学ぶことは多いんですが、やはり生き物を死なすのは気持ちのいいものではありません。