2010年2月4日木曜日

高齢者の運動についての講演会

今夜は葛が谷ケアプラザで、介護関係の仕事をしている方々に向けての勉強会の講師をしてきました。ケアプラザというのは、横浜市が運営する高齢者や障害者などにいろいろなサービスを提供する施設で、自分は3年ほど前から協力医という仕事をさせてもらっています。

年に1回今回のような講演会をしているのですが、今回は高齢者の運動療法をテーマにしました。いろいろな講演会の講師をさせてもらいましたが、運動療法というのは初めてのお題で、今回はけっこう何を喋るか事前にいろいろ考えました。

腰痛とか膝痛とか、あるいは骨粗鬆症というようなテーマが多いので、これらはほとんど事前の準備はいりません。話す相手によって多少内容の濃さを変えたりしますが、基本的な台本にはほとんど変更はないのです。基本的に喋るのが嫌いではない自分としては、けっこう楽しみながら講演をすることができます。

今回の初めてのテーマの場合は、まずいくつかどうしても知っておいて貰いたい専門用語の説明をして、高齢者に勧めやすい簡単な運動の紹介をしていくという流れを決めました。

そして、運動の仕方のテキストを作りました。これはインターネットで探して、一番わかりやすそうなものを整理して作りました。文章を新たに書き加えたりはしなかったのですが、コンパクトな資料にするのにけっこう時間がかかりました。

さて、講演を始めて、正面の時計をちらちらと見ながら時間配分を考えて喋っていきます。1時間話してそろそろ時間だと思い、〆の説明をして終了。と、思ったら、あれれれ、講演会は1時間半の予定ですよと言われてしまいました。

あっちゃぁ~、どこで勘違いしたのか、時間を間違えていました。時間が足りなそうなので多少飛ばしたところに戻って何とか時間まで話を延長して終了。いやはや、最後がなんとなくバタバタしてしまい申し訳ありませんでした。

いつも思うのは、とにかくこういう会にわざわざ集まって下さる方々というのは、本当にちゃんと話を聞いてくれるので、話す方も喋りがいがあります。今回の話も、日頃の仕事に少しでも役にたててもらえればと思います。