いや、もう、朝から泣きしかありません。今回も、またやっちゃいました。
なんと、朝クリニックに来て水槽を見て衝撃。まず、ベニゴンベが底に沈んで横になっている。なんということでしょう。さらに、昨日デヴューしたばかりのセミホウボウが口をあけたままぴくりとも動かない。
さらに、さらにです。水槽立ち上げ以来我が物顔に暴れまくっていたオトヒメエビが後ろで、微動だにしないという状況です。ルリスズメは自分の知ったこっちゃないといわんばかりに泳いでいます。
カクレクマノミは・・・ふぅ~、大丈夫だ。一昨日デヴュー時には落ち着かなくて、水槽の中を行ったり来たりしていましたが、イソギンチャクにすりすりして気持ちがよさそう。
さて、今回の一気に3匹もの☆が出てしまった原因を考えないといけない。もちろん、環境の変化とか、水質の変化とか、無いわけではありませんが、一番の問題はテリトリー、つまり縄張りということだと思います。
もともと、海水魚は広大な海で生活していて、餌となるものをゲットできる機会は大変少ない。ですから、強い縄張り意識があって、自分のテリトリーを死守する本能が強いと言われています。
セミホウボウはエビを好んで食べる底性の生き物。当然、大きいオトヒメエビを直接食べることはできないかもしれませんが、攻撃対象になってくる。そして、実はベニゴンベも底性の生き物なので、セミホウボウとは喧嘩状態になった。
そして、三つ巴の争いの果てに、3匹とも力尽きたという状態だろうと想像します。やはり、水槽のどこを中心に縄張りを持つのかということをしっかり考えないと、今回のような悲劇はいとも簡単に起こると言うことなんですね。
もう一つ、勉強したことがあるんです。こう言っちゃ申し訳ないのですが、いかにショップの店員さんが信用できないかと言うことなんです。これは、水槽の一つ一つに個性があるので、一般論だけでは計り知れないことが多いと言うことなんでしょうね。
今回も水槽の大きさや、すでにいる生体の種類を説明してからセミホウボウを購入したのですが、まったくあてにならなかったわけです。特に縄張りに関する状態は、入れてみないとわからないみたいなところもあるので、ショップがいいと言ってもやはり縄張りのかぶる生体は避けることは鉄則なんですね。
とにかく、こういう経験を生かしていかないと、☆になった連中に申し訳ありませんからね。これからも、めげずにがんばりますよ。