2010年2月3日水曜日

春を待つ気持ち

今日は節分。大沢は親分。数IIIは微分。

節分は季節の分かれ目。ということで、明日は立春。暦の上では明日から春ですか。でもまだまだ寒いです。今日も夕方から、雪混じりの雨模様。実際の春はまだまだ遠いです。

だいたい、春を待つのは受験生。自分も受験生だった頃を思い出します。

最初の受験は中学校。まぁ、一応私立の男子校を受験して何とか入ったものの、遊んでばかりで成績は上がらず。もの凄い不良ではなかったのですが、授業さぼって喫茶店に行ったりなんて、あまりいい生徒ではありませんでしたね。

ですから、当然いざ大学受験となっても、当然うまくいくわけがない。代々木のお世話になりました。代々木のいいところは・・・というか、駄目なところは授業に出るとか出ないとか自由きままなんです。

おかげで、午前中は勉強しましたけど、午後からは毎日ジャズ喫茶。200円くらいのコーヒー一杯で何時間もねばって、随分勉強しました・・・ジャズの名盤。

それでも、またもや何とか大学に入れました。ここまでは、振り返ってみると、本当に真剣に何かをやるってことがなかったのか知れません。さすがに、ちょっと目が覚めた。

ここまで、ちょっと余計に時間を費やしてしまったので、もう無駄にするわけにはいきません。医学部6年間で再試験は数回は受けましたが、もちろん留年はなし。

そして、人生最大の受験と言えるのが、医師国家試験。ここまでやってきたことは、過程はともかくこの試験に合格しないことには何の意味もありません。自分の意思で、本当に勉強しまくったわけで、心底春を待つ気持ちだったわけです。

まぁ、そんなとりとめもないことを思い出しつつ、必死に豆をボリボリ食べました。