最近、すずめが減っているそうです。
こどもの頃には、東京でもいくらでも飛んでいました。ちゅんちゅん、ちゅんちゅん、うるさいくらいに鳴いていました。
雑食性で何でも食べるようなので、人のいるところならどこにでもいても当たり前のような存在。だから、どうも軽く扱われていた鳥だと思います。
すずめのお宿という名前の旅館や食べ物屋さんがいろいろありますが、いずれも高級店ではありますまい。すずめの涙と言えば、ごくわずかという意味で使われます。すずめの学校というと、小さなこどもがピーチクパーチクはしゃいでいるようなイメージ。
50年前からは1/10、20年前からは1/2位になっているという話だそうです。猟をしてもいい鳥なので、みんなで捕獲して食べてしまった? ということはありませんよね。実際に食用になっているのは中国からの輸入物が大半らしい。
その「貴重?」な雀が昨日クリニックのベランダに1羽墜ちていました。すでにこと切れていたのですが、なんでまたこんなところにと不思議でしょうがありません。別に米を蒔いているわけでもないし、まだ菜園もまともに実がなっているわけではありません。
さすがにあまり気持ちの良い物ではありませんから、すぐに片付けました。別に1羽ですが、やはりこんなところにすずめ減少の何かのヒントがあったのかもしれません。