2010年7月1日木曜日

海水魚館リセット

皆さん!! こんにちは!!

今日から7月です。2010年、上半期、いいことありましたか。それとも、これからの下半期に期待していますか。

自分の場合は・・・とにかく、毎日毎日をしっかり診療して・・・上も下もありません。毎日の積み重ねが、1ヶ月、1年となっていくだけです。

でも、それにしても、年を取ると月日がたつのはやたらと早いものです。あっという間に半年が過ぎ・・・

今日、最後のカクレクマノミが☆になりました。先週、水槽ほぼ崩壊状態となって大改造を行いました。全換水を行い、外部フィルターを交換し、クーラーを設置したのです。

これは当然かなりのリスクを伴うことは承知しています。つまり、フィルター内の濾材の中には、水槽内にたまってくる窒素化合物(主として排泄物)を分解するバクテリアが増えているはずです。

フィルターを換えるということは、この生物的濾過をゼロに戻すということです。しかし、いろいろな病原微生物が蓄積されている可能性も否定できない。藻の原因になる物質もだいぶたまっているはず。

水槽内に入れていたのはデッドロック(dead rock)でしたが、半年以上かけて「養殖物の」ライブロック(live rock)になっていることを期待していたのです。つまり岩の細かい隙間に必要な微生物がつまっていると考えました。

それと、水槽の広さからすれば限りなく少ない生体の数ですから、しばらくは大丈夫とたかをくくっていたのもあります。それにしても、イソギンチャクはなんとか保たれているようなのは、一体なんなんでしょうか。

一般的には、イソギンチャクの飼育は魚より大変と言われています。長期飼育できるというのは、挑戦者の限りない夢みたいなところがあるんです。そういう意味ではうちの水槽にいるシライトイソギンチャクは半年以内に半分以上が☆になっていることからすれば、けっこうがばっている。

それにしても、泳ぐもののいない水槽は寂しいです。イソギンチャク以外は藻の食べるということで最近投入したエメラルドグリーンクラブと、ついにうちのなかで最古参となったヤドカリが住人。

少し水が落ち着くまで待って、また一から出直しです。ここまで来たら、そうそう簡単には撤退できませんからね。