日本のどこに行ってもよく目にするのが、竹や笹。文化的にも、日本人との生活に深く関わることが多いですよね。
竹と笹は見た目には似ているので、何となく近隣種なんだろうなくらいには思っていました。とりあえず、太いのが竹、細いのが笹という・・・
実際のところ、その違いについてはあまり深く考えたことはありませんでした。でも、一度気になると何とか解決しておきたい性分なもんですから調べてみました。
竹も笹もイネ科タケ亜科に属する植物で、大きいものを「竹」、小さいものを「笹」と呼ぶというのは、あながち間違いではないようです。
ただし、細かい点ではいろいろ違いがあるわけで、節から伸びる枝の数が、竹は2本、笹は5~6本と多い。地面の下で地下茎でつながっているのが竹、1本ずつが株になっているのは笹。
竹は成長とともに皮が剥がれ落ちていきますが、笹は枯れて残る。竹は寒いところでは育たない、笹は食用にはしない・・・
なるほど、明日からの生活が変わるような知識ではありませんが、来年の七夕の時には思い出すんじゃないかと・・・