日本国内で比較的わかりやすい鳥と言えば・・・街中だと、烏、雀、燕。海辺なら鴎。そして、内陸だと鷺と雁、または鴨あたりでしょうか。
鷺も雁も、川、湖、池などの淡水付近に生息して水鳥という種類でくくられます。うちの近所には、鷺沼、鴨志田、鴨井などの地名がありますが、もともと横浜あたりでもたくさんいたことがうかがえます。
雁と鴨の違いは素人的には難しいのですが、雁の方が大き目で、首が長い。ガチョウは雁が家畜化して羽が退化したもので、同じく飛ばない鴨がアヒル。
鷺も雁も、どちらも魚やカエルなどを餌にしているんですが、採り方はそれぞれです。たまたま二羽が一緒にいたので、じーっと観察することができました。
雁は飛ぶのも泳ぐのも得意で、獲物を見つけるとささっと水の中に一直線に飛び込んでいきます。それ対して、鷺はしだいに長い首を伸ばしていき、ここぞという時に、頭だけを水に突っ込むんですね。
当然、こういう光景は都会では見れませんから、長いこと見ていても飽きませんでした。