自分の家がある周りは、1980年代に作られた宅地だと思います。まぁ、普通の分譲住宅が立ち並ぶ地域なんですが、自分がここに家を買って引っ越したのは、1996年12月。
分譲当初から住んでいた近隣の方々は、すでに10~20年くらいの住民でしたから、ほとんどが子育てが終わろうかという状況でしたっけ。
当時は、周囲にはまだまだ空き地が山ほどあって、まだまだこどもたちが走り回ったりする場所はたくさん残っていましたが、現在はまったく空き地は無くなってしまいました。
古くからの住宅は築40年ということで、このところ毎年数軒が立て直しを始めている。木造住宅ですから、さすがにそろそろいろいろと不都合がでてくるんでしょうか。また、住民も高齢化してきますから、いろいろと世代交代的な事情も入ってくるのかもしれません。
近くで、また解体工事が始まりました。おそらく、いろいろな思い出が作られた家が壊されていくのですから、住んでいた方は複雑な気持ちになっているのかもしれません。
うちも、ほぼ子育てが終了しましたので、年寄り夫婦二人になってどうするかというような話も夕食の話題に上り始めました。
年金はあてにならない、いつまで働けるのか、貯金はどのくらいあれば安心なのか・・・そもそもマンションとかに引越しした方がいいのかとか、どこの家にもある話題。
この家もそのうち解体するんでしょうけど、その時はどんな思いで壊されていくのを眺めることになるんでしょうかね。