ある意味、伊勢志摩サミットのような重要な政治ニュースすら影が薄まってしまった感がある、東京都知事問題。
政治問題としてはあまりのレベルの低さに、うんざりするしかないのですが、いまだに連日のようにワイドショーを中心に取り上げ続けています。
少なくとも、後年「映画化」されるような、深い深い問題が潜んでいることもなく、主役のあまりの政治家としてのお粗末さは、笑い話のネタにくらいしかなりそうもない。
そもそも、東京都議会が全国ネットでテレビ中継されるなんてことは、そうそうないことです。都知事だけでなく、質問する方も含めて、ほとんど「学芸会」のような議事進行は、都知事のレベルの低さに拍車をかける素因になっている感じがします。
そんな中で、テレビを含めて公開の場で、ヤジではなく「せこい、せこすぎる」となじられた政治家はいまだかつていたでしょうか。
まだまだしばらくは、テレビを中心にメディアはこのネタを続けるんでしょが、やらなくなると「のど元過ぎれば」状態で忘れ去られ、何事もなかったかのように都知事は居座り続けることになりそうですから、もうしばらくは我慢しなくちゃいけなさそうです。