2016年9月29日木曜日

実ほど頭を垂れる稲穂かな


・・・というのは、秋になって、田んぼの稲は先端に実をつけ、その重さで次第に垂れてくる様子を詠んだもの。

そこから、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になるものだという故事。そして、その反面、小人物ほど尊大に振る舞うものだという意味を含んでいる。

うーん、気を付けないといけません。天狗になってはいけない。調子に乗りすぎちゃダメ。いつも、反省する気持ちを忘れないことが大事。

・・・と思ってはいるものの、そこは人間ですからいろいろな煩悩があって、ついつい謙虚さを忘れがちになりやすい。

そろそろ収穫の時期ですが、連日の雨で垂れた稲穂は、さらに腰が低くなっている感じがします。