以前から気が付いていたんですが、タイヤについている直系1センチないくらいの赤い丸と黄色い丸のペイント。何だろう? とは思ってたものの、あまり気にしていませんでした。
確かにどのタイヤにもついていて、位置はバラバラです。走っているうちに、しだいに消えてしまうので、タイヤが新しいうちしか目立ちません。
実は、ちゃんとした呼び名がついている。
赤色の丸=ユニフォミティマーク、黄色い丸=軽点と言うんだそうです。
タイヤは基本丸く作られるものですが、まったく正円というわけにはいかない。厳密に言えば、多少の歪みを伴います。
そこで、タイヤの外径がもっとも大きい部位の目印として付いているのが赤いユニフォミティマーク。ホイールにセットする際に、正円になるようにするためのマークということ。
正円じゃないということは重さも均一ではないので、最もタイヤの軽い部分についているのが黄色い軽点。精巧なホイールでもエアバルブの部分は重みがプラスされているので、そこに合わせることで重さが均等にできるという目安になっています。
一部のメーカーは正円性に自信があって、これらの目印をつけていないところもある。まぁ、一般人がごく普通に運転するにはあまり気にしなくてもいいのかもしれません。