2008年2月15日金曜日

沈むウンコ、浮くウンコ

・・・って、気になっているんですよ。トイレでするでしょう、ウンコ。ウンコは汚いものと思っているかもしれませんけど、ウンコが出なかったら大変なことになりますよ。ウンコは健康のバロメータですから、出したらしっかりと観察することは、まじで大切なことですよ。

もちろん、ウンコに限らず、おしっこや汗、涙・鼻水、体から出る物は何でも健康度のチェックの役に立つわけですから、もっともっと関心をもちましょう。

ウンコで気がつきやすいのは色。真っ赤な色は出血。それも肛門に近いところの出血であることが多いので、最も多いのは痔。最も怖いのが直腸ガン。

黒い色は胃酸の影響で変色した血液であることが多いので、胃潰瘍とか十二指腸潰瘍の出血、あるいは胃ガンからの出血かもしれません。でも貧血の薬を飲んでいるとウンコは黒くなります。

ウンコの黄色は肝臓から出てくる胆汁の色です。肝臓の病気で胆汁が出ないとき、通り道か胆石やガンで塞がっているときには、ウンコに胆汁が混ざらないので白いウンコになります。

ウンコが固くなって出にくくなると便秘。少食だったり、不規則な時間の食事をしている便秘になりますよね。年を取ると腸の動きが弱くなったり、ストレスで腸がけいれんしたりすると、細いウンコやコロコロウンコになります。ガンで通りが悪くなるのも原因の一つ。

逆にウンコが腸に止まらずに一気に出てしまうと下痢になるわけです。だいたいは腸の炎症が原因で水分の吸収が出来ないときが多いわけで、安易に下痢止めでなんとかしようとせず、水分をしっかり補給して出すだけ出してしまうことが大事ですよね。

そもそもウンコは食べ物の水分が腸を通過していく途中で吸収され、剥がれ落ちた腸粘膜や腸内細菌の死骸がまざって固まる物。腸内細菌の発酵によってかぐわしき臭いが付録でついてきます。

でもって、浮くウンコと沈むウンコなんですけど、線維が多くて水分を適度に含んでいるウンコは水に浮くんですよね。ところが、肉ばっかり食べて野菜を食べないと臭い上に水に沈んでしまうというわけ。でも油を取りすぎて消化吸収できないと、ウンコにも残って浮く原因になることがあるわけで、これは問題ですよね。

固いウンコから柔らかいウンコまで、ウンゴ・ウンコ・ウンチ・ウンチョ・ウンニョという五段活用を知っていますか(あるわけないだろ!)。黄色っぽいバナナ型の水に浮くウンコ~ウンチを1本150g程度を目標に1日数本出すのが理想的だそうです。さぁ、皆さんトイレに急げ!!

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