2008年2月23日土曜日

医者のブログ活用術

横浜市都筑区には、少なくとも毎日ブログを更新している医者が3人いる・・・って知ってますよね。

あざみ野棒屋先生は最年長(といっても50台)ですが、勤務医の頃からインターネットの利用はよく心得ていて、見た目よりも内容で勝負のいろいろなホームページを駆使しておいでです。メインのサイトはここ。秘密の部屋はここ。ブログ倉庫はここ。業績はここ。ブログのミラーはここここ。病気の専門解説はここ。判明しているだけでこんなにある。と、いうことは気がつかれていない物だけでも、きっといっぱいあるに違いありません。

さて、もう一人はDr.M。こちらのメインのサイトはここ。美容サイトはここ。元気が出る注射のサイトはここ

そしてもう一人は自分でありまして、メインのサイトはここ。リウマチ専門サイトはここ。自分で言うのも何ですけど、それぞれ医者の個性がよくでています。

あざみ野棒屋先生はテキスト中心で、画像も豊富ですがレイアウトにはこだわりません。その分、中身の文章がすべてキーワードとしてヒットしやすい。ブログは他人が読むことを想定して時々サービスしてくれますが、基本は日々の自分の記録という観点から書いていらっしゃるのが特徴でしょうか。ただ、本人曰く「遊びとしてのSEO対策」として、いろいろなサイトを作ってそれぞれをリンクさせているところは、なかなかしたたか。

Dr.Mはブログでは三大テーマがありそうです。一つ目が子育てとおしゃれを軸とした自分の話、二つ目が院長の本音という時々過激、でもときどきぼやき。そして最後に、クリニックの自費診療部門の宣伝。古くから都筑区でクリニックをやっていて経済的安定性はあるので、ホームページも業者に依頼してスタイリッシュな見やすいページになっています。

さて、自分はというと、このお二人を参考にしつつ、新規に参入してまだまだ日が浅いことから、もちろんクリニックの宣伝という基本目的はまちがいなくあるのですが、とにかく自分を知ってもらうという点に集中していると思うのですが、いかがでしょうか。

とにかく「地域に密着した」「何でも話せる」クリニックを目指しています、というのは誰もが口にしますが、それを本当に実践することはなかなか簡単なことではありません。ブログはいろいろな人が簡単にコメントを書き込める(自分のブログはコメントの制限はありません)、開けた投書箱みたいなものですし、こんな奴が書いているんだということがわかってもらえれば、いろいろ話しやすい雰囲気作りにつながりやすいと思うんですよね。お金がかからないクリニックの宣伝は一に口コミ、二にインターネット。まちがいない!!

ただ、どちらも浸透するには時間がかかりますから、それまでの体力(or 財力)を何とかしないとね。あとは自分から出張っていく努力です。今の時代はクリニックに座っているだけではだめです。あざみ野棒屋先生のようにテレビ局から取材がくるほど有名人ならともかく、名の知れていない一介の医者は、クリニックでは自分が商品なのですから、あちこちに露出していかないとね。とはいっても、もちろんクリニックがメインなのは絶対条件ですから、診療時間以外をどう活用していくかが問題です。これにはいろいろな意見もあるでしょうし、なかなか一定の答えはなさそうです。

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