8月は普通の感覚では夏真っ盛り。夏休みもとりあえず始まったばかりで、こどもたちはまだこれから丸々1ヶ月あると思っていることでしょう。
でも、そこが落とし穴。ちょっと旅行だとか、ちょっと花火大会だとか、ちょっと夏祭り。いろいろ楽しいことをやっているうちに、気がつくとあと1週間ということが普通ですよね。
毎日予定表を作って過ごしましょう、と先生からは言われていても、本当にそういう生活をするこどもはなかなかいるもんじゃありません。社会人になっても基本的には変わりありません。
さすがに1ヶ月以上のサマー・バケーションをとれる仕事なんてあるもんじゃないですが、それでも1週間とかの休みはけっこう取れる方が多いんじゃないでしょうか。医者は・・・
昔の大学病院の勤務医は2週間くらい休みを取ることができました。でも、一般病院なら長くて1週間。休むと仕事は溜まるだけで、休み明けがたいへんしんどい。それでも、お盆の混む時期をはずして休めたりできますから、休みは思いっきり休めたりします。
しかし、こどもが大きくなってくるとこどもの用事がいろいろ入ってきます。登校日、補講(!)、合宿などがあると、結局お盆の時期しか残らない。どこに行くにも混んでいます。家でおとなしくしているのが一番と思いますが、そういうわけにもいきません。
開業すると、さらにお盆の時期にしかなかなか休めないような雰囲気なんですよね。休むと患者さんが減ってしまうのではないかという、潜在的な恐怖があるのも事実です。
都筑区は若い人が多い地域ですから、お盆の時期は帰省する方が多いので、人口が減ります。患者さんに迷惑をかけずに休みやすいのは、やはりお盆のころということになります。まぁ、このへんはいろいろ考え方がありますから、ほかの医療機関が休んでいるときに診療をするというのも当然ありなわけです。
うちは結局お盆の前後、8月14日から16日を臨時休診として17日の日曜日をつけて4日間の休暇とさせてもらいました。正月でも同じですけど、丸々1週間休むというのは、けがを扱う整形外科としてはなかなか難しい。
いずれにしても4日間でも始まるまでは長いと思っていても、いざ休むとあっという間なんですよね。今からやりたいことを、しっかりと考えておかないといけません(すでに遅いかも!!)。