自分を含めて周りの人は、当たり前のように金メダルを期待しましたが、本人にとっては、その精神的な重圧は、想像を絶するものであったにちがいありません。
三位決定戦では、勝利しても、まったく嬉しそうな顔ではありませんでした。勝っても、みんなの期待に答えられなかった自分を責めているのでしょうか。
田村で金、谷でも金。ママでも金は叶いませんでしたが、これまでのがんばりを考えれば、誰にも責めることはできません。日本に多くの希望や楽しみを与えてくれたのですから。
とはいっても、次のロンドンに向けて期待してしまうのはかわいそうでしょうか。メダルおめでとう、谷亮子選手。