カンニングをしたことはない・・・なんて、言うつもりはありません。一度や二度はやったことがないなんて人は、そうそういないと思います。
ちょっと、隣や前の席の人の解答を覗き見なんていうのは、一番簡単でありふれた方法です。学生のときはうまくやったつもりでも、いざ試験官を経験してみるとけっこうわかるもんです。
実際のところ自分がよくやったのは、覚えきれそうも無い大事なポイントを、とにかく極小の文字で紙にびっちりと書き込むという原始的な作戦。ところが、カンペを作る時点でけっこう覚えてしまうわけで、いざ試験と言うときには見る必要が無くなるもんなんですよね。
いずれにしても、「カンニング」というのは自分の責任で自分一人で努力して(?)やるものです。カンニングに対して正義というのもがあるならば、少なくとも他人を巻き込んではいけない。
今、巷をにぎわしている大学入試の試験中流出・・・これは、少なくともカンニングではない。情報の意図的漏洩であって、やはり立派な犯罪であると思います。試験中にどのような方法かはまだわかっていませんが、ネットに問題を投稿して、誰かが解答を書き込むなんていうのは前代未聞です。
勉強の本質で努力せず、カンニング方法に一生懸命で本末転倒みたいな話ですよね。まぁ、日本の警察を甘く見てはいけません。ニュースでは、もうほとんど容疑者は絞り込まれているようです。まぁ、やったことが事実なら、犯人の受験生は将来のためには逮捕されたほうがいいのかもしれません。