プリウスαを注文しているディーラーの担当から電話をいただきました。
「試乗できる車がありますよ」
「はい、すぐ行きます」ってんで、すっ飛んでいきました。これまで、なかなか自分のスケジュールと合わないために、展示車は多少みましたが、実際に運転してみたことがなかった。
もっとも、すでに注文だしているので、順番がぐちゃぐちゃであることはまちがいない。とはいえ、まだまだ納期は未定状態で、キャンセルもありうる状況ではあらかじめ、実際に運転してみることは大切です。
とにかく、納期がまだまだだいぶ先という状況では、いろいろな情報をあとから目にして耳にして、いろいろなことを考えてしまいます。ネットで言われているようなことが本当かどうか。
結論からいうと、いろいろな「あーだ、こーだ」とささやかれているの大多数は、自分のような一般ドライバーには関係ないということを確認できました。少なくとも、現状よりははるかに上質の乗り心地だし、ハイブリッドだからと言って、特に加速が悪いということも無い。
電池の充電スピードも思っていたより早く、回生ブレーキもそれほど気にならない。
ネットでよく言われていることは、ハイブリッドだからといって燃費のことに神経質になりすぎているところが大きいように思います。そこまでガソリンの消費に気を回すなら、そもそも自転車にするか、完全な電気自動車にしたほうがいい。
それはともかく、確かにその通りだなと思うこともいくつかありました。
まず、ウィンカーの音。これはかなりさみしい感じです。担当の人は、トヨタの音というよりダイハツの音という表現をしていました。
インテリアの安っぽさもよく指摘されているのですが、内装色グレーであれば下のグレードでもまぁガマンできる範囲。内装色アクアは、下のグレードではかなり貧弱は否めない。上のグレードでは許せるギリギリのところでしょうか。少なくともシートカバーは何か考えたい。
しかし、インパネの一部、ステアリングスイッチのカバーなどに使われている銀色のプラスチックだけは、実物をよく見るとさすがにこれはないだろうという質感です。数百円のプラモデルじゃないんだから、もう少しなんとかならんのかと思わざるをえない。
担当者は相変わらず納期については慎重で、口が裂けても早まるみたいなことは言いません。実際の受注台数と生産台数は公表されないのですが、メディアにリークされている情報ではそれなりの増産が行われているわけで、実際の車体番号もそれを証明しているようです。
となると、9月以降リチウムイオン電池の増産体制が稼動すれば、三列車についても納期が早まることが期待できます。1年といわれていた納期が9~10ヶ月程度になるかもしれません。