今日は、いわゆる「ゲリラ豪雨」というのでしょうか、昼ごろから雨が降り出したかと思ったら、クリニックの昼休み時間中怒涛の降雨でびっくりでした。また、夜もクリニックが終了の時間から、またもや物凄い雨で、帰りは時には車の視界がなくなるほどでした。
さて、毎度の話ですが、トヨタの新車プリウスαの話。
震災で遅れて、5月の発売の時点で、すでにバックオーダー数万台。発売1ヶ月の6月中旬で、受注数が5万台を超えていました。当初のトヨタの生産予定は、月に3000台ですから、これだけをさばくだけで納車されるのは1年以上先の話。
その後、震災により遅れていた部品調達の目処がついてきて、生産台数も増加。7月半ばには、エコカー減税の適用期間を視野に入れて、秋から大増産というリーク情報が新聞にのりました(中日新聞)。
ディーラーで確認してみると、これはあくまでも2列車5人乗りに限った話。2列車は、荷室のしたにハイブリッド用のニッケル水素電池を搭載します。
一方、3列7人乗りについては、3列目を作るために運転席と助手席の間によりコンパクトなリチウムイオン電池を設置している。このリチウムイオン電池が、どうにも調達できないようです。秋からは3倍に増産できるという報道が出ていますが、それもまだ確定的ではない様子。
2列車については、順調に納期が短縮され、納車まで半年程度になっているので、今ならギリギリ減税対象になりそうな状況になってきました。ところが、3列車については、まったく情報がない。自分の場合も、6月注文で来年5月以降の納車予定という話から、まったく変更はありません。
8月1日にプリウスαのHPに納期についての新しいお知らせが掲載されましたが、8月以降の注文については2列車は来年4月以降、3列車については来年8月以降ということになっています。実際、2列車は現時点で4~5ヶ月程度の納期となっているようなので、トヨタとしても安全のために数ヶ月のさばを読んでいるみたいです。
となると、3列車は・・・やはり電池が無いことにはどうしようもないので、まったく増産の予定がたたない。秋からの電池増産が本当に可能になるならば、数ヶ月の前倒しが可能になるので、自分の場合は、もしかしたらギリギリ減税に間に合うかもしれません。
トヨタとしても納期を確約できないのはしょうがないとしても、せめて現時点での受注数や生産台数くらいを公表してくれれば、じぶんの納期をおおよそ想像できるのですけどね。これについては、トヨタは一切発表していませんし、また公表しないと明言しています。
クリニックでは、待ち時間というのがしばしば問題になるのですが、通常黙って患者さんが待っていてくれる時間は20分間といわれています。それ以上待たせる場合は、何らかの対策が必要と言われています。可能な範囲で「あと××分くらいお待ちください」とお知らせするんですが、混んでいるときはスタッフも手一杯で、なかなか難しい。
ですから、それなりにわかっているつもりですが、それでもある程度の納期の目安がわかれば、相当安心できるというのも間違いないところ。そこのあたりを、トヨタももう少し理解していただけないでしょうかね。
どうも、精神衛生上あまりよくないので、いっそのこと注文したことを一切忘れてしまうというのも、一つの解決策かもしれません。とはいえ、実際走行しているαを目撃すると、そうも言ってはいられない。あ~、何とももどかしい。どうにかしてくれませんかね、トヨタさん。