9月後半になると、だいたい10月中までが台風シーズンという感じ。今も沖縄から九州にかけて台風が来ていて、いよいよシーズン到来かと感じさせますね。
ただし予想進路を見ていると、この時期にしてはだいぶ西よりの北上傾向。ということは、太平洋高気圧の勢いがまだまだ強いということで、結局長~い残暑が続いているということなんでしょう。
前にもブログで書いたような気がしますが、台風が来ると窓を閉めて、場合によってはバタバタしないように木を打ち付けたり、蝋燭や懐中電灯を用意して多少の簡単に食べれる食料を準備しておく・・・なんていうのは昭和の話。
自分は、東京の渋谷でこどもの頃を過ごした のですが、都会の真ん中でも当然木造の家でしたから、台風の準備なんて今では想像ができません。
ドボントイレでねずみ色の浅草紙でお尻を拭くなんていうのも、たぶん若い人にはほとんど念仏みたいな物でまったくわからないことでしょう。
風呂はコンクリートの床にすのこをひいたところが洗い場で、残り半分に木の楕円形の風呂桶。時々、そのしたで鼡を発見しました。ゴキブリより、相当迫力がありましたよ。
とにかく雷雨とか、台風の暴風雨はけっこう緊張するわけで、それなりに怖さがあったものです。もちろん今でも被害が出ることがあるわけで、 まったく気にしないというわけにはいきません。
ずいぶんと昭和の頃とは天候が変化しているようなところもありますし、昭和の常識が通用しないことも多々あります。し台風シーズンには、最低限の対策はしておきたいものです。