パソコンは便利・・・ですけど、そこまでたどり着くのには、いやいや、もううんざり。もともと好きですから、いろいろいじって遊んでますが、さすがに仕事上のパソコンはミスが許されません。
うちのクリニックには、9台のパソコンがあります。これまでにも、ずいぶんこれらのパソコンに苦労させられてきましたが、今回は一番古いパソコンの入れ替え作業の話。
2001年製のタワー型デスクトップで、もう10年以上使用したわけですから、もともと数年前には順当に引退していても不思議がない。
なんと言っても、OSはWindows2000です。これはいいOSでしたね。全体が軽くて、多大なハード・スペックを要求しません。ただし、起動するまでの時間は一眠りできるほどですが、ネットにつなぐ程度の内容の作業については、今でもそれほどストレスはありませんでした。
なんで、いまだに使っていたかというと、会計ソフトの使用のみに限定していたからで、会計事務所との間で専用回線を通してファイルをやりとりするだけ。
まぁ、いろいろ細かい問題があって、夏にいよいよ機種交換することに決め、近くのショップで4万円くらいの安い・・・とは言っても、今時これくらいのスペックならオフィース・ワークには十分すぎるものを購入しました。
ところが、なんとネットにつながらない。どういうこと? 本体はさすがに問題がないようで、ここから泥沼状態に突入。もともと開業時にクリニックLAN工事をしたわけですが、これがどのようにめぐらされているかがよくわからない。
しょうがないので、外に出て行く大元からハブをはさんで、そこからケーブルをひきまわしてみたりしました。無線LANアダプターを構成したりもましした。
で、結局、会計事務所との接続にからむ会社の所長さんにご足労願って、いろいろ調べてもらうことになったわけです。その結果、途中にあるルーターの機種が古いため、どうも接続に対応できないようだということが判明。
今度はルーターを抜いた形で、あらたにケーブルを引き回してみましたが、これもうまくいかない。このへんで、自分はギブアップ。後はルーターそのものを交換するしかないということになり、今日はもう一度所長さんに来てもらい、用意していたルーターをいろいろ設定してもらい交換。
・・・で、どうでしょう・・・う~ん、おっ、・・・つながった!! ファイルのやり取りに成功しました。3ヶ月にわたって、うだうだといろいろやってきましたが、涙涙の完結です。
まぁ、それだけの話なんですけどね。結局、最初に工事をするときに業者任せにしているとこうなる、という典型的な話。5年後、10年後を見据えて、いつでもいろいろな資料を最初に用意しておくという細かい配慮・・・は、専門家でないと無理ということですね。