今週は金曜日に勤労感謝の日がありますので、世間の多くの方は3連休ですね。いやぁ~、うらやましいことです。
もしかして人生が終わるときに何か後悔をするとしたら(・・・そんな大袈裟な話でもないけど)、その一つの候補に挙がるのが「週休二日」を経験したかった、というもの。
なにしろ、今まで一度もそういう経験が無いもんで。研修医は勤務時間なんてあって無い様なものでしたから。家には寝に帰るだけ、休日は同期と交代で出勤、あるいは当直だったりしたものです。
1990年頃だったか、4週6休という制度が始めて病院に導入されました。お~、2週に一度は土曜日も休みになるんだぁと大喜び・・・もつかの間、休みになるのは病院だけだと。
つまり、大学病院に勤務していると、医学部の場合は大学の職員として研究と教育以外に診療という3つの仕事をこなさないといけない。4週6休となるのは、あくまでも病院ですから診療の部分だけ。
付属病院は休みでも、医学部は休みではありませんから出勤しないといけない。というわけで、結局4週4休であることに変わりないというわけです。
でも、患者さんは病院が休診になるので医者も休んでいると思われてしまう。まぁ、そりゃそうでしょう。一般病院はヒトが少ないので、出向しているときは当然休みなんて無い。開業医になってからは、いっそう難しい。
今週は木曜は午前だけで、午後からは仕事が無く翌日が祝日で休診。そらに土曜日が夕方までて゜、その翌日が日曜日という、ダブルで休みが重なるというのは連休ではないにしても、すごいことです。
いや~、正直ちょっと、いやだいぶ嬉しい。その分患者さんに迷惑をかける部分もあるかもしれないのですが、こっちも人間なんで、まぁ勘弁してください。