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2012年11月10日土曜日

Windows8

あっ、そういえば、基幹OSのWindowsがヴァージョン・アップしていたんだわ。いつだっけ、先月? いや、もう、まったくと言っていいほど気にかけてなかったんですよ。

だいいち、世間でも話題性については今一でしょう。あんまり、騒がれていませんもんね。まぁ、iPhoneやAndroidに押されまくりで、まったく伸びてこないモバイル関連の強化が中心・・・ですよね。

まぁ、今更、その分野についてはMicrosoftもあきらめた方がいいんじゃないですかね。 今のモバイルOSはよくできていて、アプリも充実していますから、Windows PCとの連携とかも、それほど困らんでしょう。

よくできたOSだったXPの後、Vistaは全世界規模で不満爆発でした。名誉挽回ってなわけで登場したWindows7は、XPの良いところとVistaの悪いところをうまく整理整頓した感じ。

つまりめだった不満はなく、Windows7はそれなりに完成されたものになっています。何も、こんなに短期間(と思うけどね)で、メジャー・チェンジするこたぁないでしょう。盛り上がらないのは当然。

1985年のWindows 1.0は実用性なしで、1987年の2.0でハードウェアの進化でちょっと使えるようになりました。当時の一太郎とかLotus123とかdBASE IIIとか、まぁアプリケーションをパソコンの再起動なしで切り替えて使えるだけでしたけどね。

1990年に3.0が出て、やっとOSらしくなって、Windowskの中で複数のソフトを同時にいじる感じが実現しましたけど、基本は擬似的なマルチタスク。3.1でネットワーク機能が強化され、一気に広がっていきました。と、同時にネットワーク専用の業務用としてWindows NT3.1がでました。

1995年のWindows95、1998年のWindows98と順調にアップして、NT系も 4.0になった後、2000年のWindows Meで大失敗。とりあえずつなぎで出して大不評。出さなきゃ良かったMicrosoftという感じでしたよね。

その一方でNT系はWindows2000になって、使いかってがこなれた。そこでMicrosoftは、ついに会社の原点だったMS-DOSを捨てて、一般向けのOSもNT系に統合して2001年に登場したのがWindows XPとなるわけです。

確かにすでに10年を超えて、OSとしては古臭いXPですが、さすがに現在では完成度は高く、クローズな世界での使用であれば、最も効率的な仕事をさせられる。ぶっちゃけ、うちのクリニックの院内LANはXPですから。

ただし、急激に広がるネットワーク環境への対応という点で、2007年にVistaが登場。ただし、守りを強化しすぎて重すぎでとても使う気にならない代物でした。またまたやっちゃったMicrosoft。ですから、2009年のWindows7はさぞかしよくなっただろうと期待も高かったわけです。

そして3年たって、Windows7もだいぶこなれてきたところですから、まぁ今回のはWindows7.1とか、Windows7+とか、そんな感じのところで、特に何を期待することもありませんでしたというのが本音でしょぅか。

確かにパーソナルなPCは、今後どんどんモバイル端末に移行していく可能性が高いので、据え置き型のコンピュータ用のOSは業務用基幹サーバーとして特化して行くんでしょうね。

となると、Microsoftもシェアを維持していくためには、モバイルに力を入れるのは当然なんですけど、う~ん、どうでしょう、ちょっと遅すぎた感は否めません。

とりあえず、業務的に使用していない自分でOSを変更可能な複数台のパソコンは、すべてWindows7になっていて、今のところWindows8に変更の予定は考えていないというところです。