健康志向の高まりなのか、単なるブームなのか、まぁ何でかはどうでもいいんですけど、世の中は走っているヒトが多いっす。いえ、何もバスに乗り遅れるからって急いでいるわけじゃない。
ジョギングとかランニングとか言いますけどね、まぁ要するに有酸素運動というわけです。有酸素運動は、呼吸をつづけて酸素を取り込みながらする運動で、より脂肪の燃焼を促進するので・・・
メタボリックなヒトには喜ばれる。こりゃ、嬉しい。何しろ、食事だけでダイエットしても、リバウンドしたり、むしろ筋肉も減ってしまい体力を落として失敗するじゃないすか。筋肉を減らすと基礎代謝も減っちゃいますからね。
何にしても、整形外科的には走るのが好きなヒトで、足を痛くしたり膝を痛くすることがよくあることが問題です。何しろほとんどの走っているヒトは、もともと長距離の走り方のコーチングなんて受けたことがないでしょ。
自分が言うのもなんですけど、短距離と長距離では走り方が違う。言ってみれば、別のスポーツということです。誰でも「かけっこ」はやったことがあるっしょ。そいつは短距離の走り方なんです。
短距離は、息を止めて一気に走り抜ける無酸素運動。これを長距離でやったら、そりゃ足にも膝にも負担がかからないわけがない。
是非、いいことですから、皆さんに走ってもらいたいものですが、その前に一度はしっかりと教室などで走り方を勉強してもらいたいと思うんですよね。