野田くんたら、約束通り国会を解散しました。議長の開散宣言の後、議員さんたちの「バンザイ」はいったい何なんでしょうかね。
一体何がバンザイなのか、誰か説明したもらいたいものです。昔からの風習と言ってしまえばそれまでですが、もう少しまともな態度をとれないものなのでしょうか。
もっとも、自分のような者が文句を言える筋合いはないのかもしれませんけど。とにかく、これから年末総選挙に向けて、いろいろと街が騒がしくなるわけです。
各地域の選挙で立候補する人というのは、基本的には地域の代理人となるわけで、地域の利益を国政の場で推進していくことは基本的な大事な仕事のはずです。
いつの頃からか、それが利権というものを生み、地域への利益誘導は批判的な見方をされるようになりました。それは、人々の地域への定着性の希薄化ということも関係しているのかもしれません。
そうなると、何を基準に投票をすればいいんでしょうか。国全体の利益を優先して考えろということなんでしょうが、政党の公約というものは建前であって、マニフェストというのはその場かぎりの人気取りであることは実証されています。
旧与党が、今の政治の混乱を招いた根源であるならば、その混乱の責任の一端を担う人物が再び率いたとして、どんな解決策も期待できません。
何かが変わると期待した政権交代も、ただの夢・幻でした。現与党は、結局旧態を踏襲し継続しているだけです。その他の群雄割拠する小集団は、力不足であることは火を見るより明らか。
5年後、10年後、できればもっと先の未来の日本がどんな姿であるべきなのか。きちっと説明し、納得させてくれるような政治をしてくれるのは誰なのでしょう。バンザイとか言っている暇なんてないはずなのにね。