サブタイトルに「サバイバル技術教書」と書かれており、いろいろな時代の世界中の冒険譚を紹介しつつ、その中で生き抜いていくための知識や技術を紹介する内容なんです。
冒険の紹介は、極点、高山、漂流、砂漠、密林など多岐に渡り、監修のCW.ニコルが前書き、田渕義雄が後書きを添える構成になっています。
サバイバルというと、何となく必死な感じがしますけど、とにかく冒険の話として面白い興味が湧くドキュメントが満載です。男児として、こういうものに対して、誰でも多少の憧れみたいなものはあるんではないでしょうか。
そういう少年のような、どこか心でくすぶっている部分を、絶妙にくすぐられる内容が、いまだに本を大切に保管している理由なんでしょう。
実際、この本を基点にして、エベレスト登頂のいろいろな本なども読み漁った事があったりするのです。監修のCW.ニコルという人にも興味を持って、何冊か読んだりもしました。
amazonで探してみると、いやいやあるもんですね。さすがに古本しかありませんが、1円からありますので、まぁだまされたと思って一度読んでみても損はないと思いますよ。
冒険家の森―サバイバル技術教書