いそぎんちゃくの話。ただし、復活・・・と言っても、シライトイソギンチャクが、元気を取り戻したわけではありません。長年楽しませてくれたのですが、やはり無理のようで縮みに縮んで小さな塊となっています。
そこで、新入りが来たというわけで、今回のはサンゴイソギンチャクという種類。名前は変われど、どうも見た目はあまり変わらない。このあたりの差が、素人にはどうもピンときません。
ただし、今回の新入り君の一番の特徴は色。 前のは触手は元気なときはグレーで、弱ってからは真っ白け。今回のは、濃い緑色で、遠めには岩肌の色と同化してわかりにくい。
見た目には白いほうがインパクトがあるのですが、緑を選んだのは体内の褐虫藻の量が豊富だろうということ。光合成で栄養をイソギンチャクに供給するので、特に給餌の必要がない。昼間は地味ですが、暗くなってブルーのライトだけにすると、意外に蛍光を発するようできれいです。