・・・が好調だそうで、4月に始まって、4週連続で視聴率が20%を超えているのは、この数年ではなかったこと。視聴率女優の米倉涼子のドラマも、まったく太刀打ちできないようです。
前シリーズは、天才物理学者というキャラクターを生かした、トリックの面白さと、柴咲コウとの掛け合いの妙がよかったわけですが、今回はどうでしょぅか。
今のところ、トリックについては比較的あっさりしている感じがするのは自分だけでしょうか。あまりひねりはなく、ガリレオがそれに気がつく過程も簡単で、やや天才度が下がったような。
今回の相棒は吉高百里子。吉高自体は悪くないのでしょうが、ガリレオとは分離して動いているような感じがします。柴咲のイメージが残っているだけに、どうしても似たようなイメージを求めてしまうところで、何とかキャラを確立しようとしているところでしょぅか。
いずれにしても、このあたりは脚本の力。前シリーズから脚本を担当するのは、福田靖。福山の人気や豪華なゲスト出演者だけにおんぶしていては、視聴率20%以上をキープすることはできません。
せっかく、独特の雰囲気を作り出したシリーズですから、今後も継続的に作られて欲しいと思うので、これからの中盤に期待する意味で、やや辛口のコメントにしておきます。