もともと、コーヒー好きなのは、父親譲りなんでしょう。こどもの頃から、サイホン式でコーヒーをいれている姿をよく見ていたので、大人はコーヒーを飲むものだと刷り込まれていたかもしれません。
ペーパードリップが主流になって、サイホンはさすがに使うこともないのですが、ずっとコーヒー豆を買って飲むようになりました。ただし、消費が激しい時期はインスタントで代用。学生の頃は試験期間は、イトーヨーカドーのブランドにお世話になった物です。
クリニックを開業してからは、必ず午前・午後にそれぞれコーヒーを診察室に持ち込むのですが、さすがにゆっくりいれている時間もあまりないし、だいいち冷めてしまうので、高い豆ではもったいない。
そんなわけで、インスタントを飲むのがレギュラーになってしまいました。そう思っていろいろ探していたら、なかなか最近のインスタントはバカにできない。以前にも紹介した、ネスカフェの香味焙煎を見つけてからは、家でもこれでよくなってしまいました。
それでも、毎日何杯も消費する自分はいいのですが、たまに飲む家族にとってはインスタントは、何か寂しいようで、本物の美味しいコーヒーに出会わないと、コーヒー好きにはなりませんよね。
そこで登場したのがKALDIコーヒーというブランド。たまたまもらい物で知ったのですが、このブランドにBird Friendlyと言う商品があって、ペーパードリップのパックなんですが・・・いやはや、これがなかなかの味なんです。
早速、ネットで探して買い込んでしまいました。
このコーヒーの特徴は、 そのままコピペすると・・・
厳選した有機栽培コーヒー豆を100%使用したドリップコーヒーです。コロンビア、エルサルバドル、グァテマラの「バードフレンドリー(R)」認定農園のコーヒーをブレンドし、柔らかく、余韻に甘味が残るマイルドな味わいです。たっぷり楽しめる、1袋12g入り!収益の一部は、スミソニアン渡り鳥センターを通じて渡り鳥保護の為に還元され、地球環境保護に貢献することができます。
と、なっていて、確かに通常のドリップコーヒーに比べて、一杯あたり50円ですからかなり割高。安いのを探せば20円以下というのも、よくあったりします。
味の特徴は、とにかくマイルド。甘みすら感じる、口当たり。にもかかわらず、しっかりとしたこくと香りが広がる感じです。その理由は、一杯分に12gの豆を使用しているからでしょうか。通常の1.5倍の量の豆が使用されています。そう思うと、値段的にはリーズナブルかもしれません。
コーヒーの味を左右するのは、渋味と酸味。ですから、その特徴をおさえているから、マイルドということもあります。マニアックに飲みたい向きにはお勧めできませんが、今までコーヒーがあまり好きでなかった方に是非賞味していただきたい一品です。