まぁ、単なるイタズラなんですが、小学生の頃にやったことがある・・・という方が多いだろうと。
どこかの家の呼び鈴を鳴らして、中から人が出てくる前にダッシュで逃げるだけのこと。今から考えると、まったく意味のない行為で、よくもまぁこんなことで盛り上がれるもんだと思います。
なにしろ、本来は出てきた人が、誰もいなくてびっくりしたり、困っているのを見ることで、イタズラしたことの結果が確認され成立するわけです。なのに、ダッシュで逃げるわけですから、結果がわからない。
イタズラする方も意味がなければ、出てきた方も何だかわからないという、まったくもってして意味が無い行為なわけです。しいていうと、なんか悪いことをしてみたいという、よく言えば冒険心、悪く言えば罪の少ない犯罪でしょうか。
最近はセキュリティが発達して、カメラは普通についていたりしますから、ピンポンダッシュのできる家なんてそうそう見つかりません。こんなのも昭和の遺産みたいなものですかね。
高校生の時に、もっと大がかりなイタズラをしたことがあります。さすがに40年近く前のことで、時効でしょうから告白しますが、止まれの道路標識を知らない家の庭に投げ込んだことがある。
今は標識は地面に埋め込んでありますが、当時はコンクリートの土台に立ててあって移動できるものがあったわけです。これを夜中にともだちと、えっちらおっちら運んで、せーのってんで投げ入れた。
いやはや、そりゃ大変な労力ですよ。でも、ピンポンダッシュと同じで、その家の人が庭に止まれの標識があってあわてふためくところは確認していない。
なんでそんな無駄なことをしたの? と尋ねられても、よくわかりません。まぁ、それが若さの無知なところというか、実にくだらないことで盛り上がれる青春の一コマみたいなものだったのかもしれませんね。