楽天のマー君、田中将大がすごい。
なにしろ、今シーズンは負け無しの18連勝。去年から、連続で22連勝というのですから、もう平成プロ野球としてはバケモノ状態。
昭和の時代なら、最多勝利投手といえば年間20勝以上というのが最低ラインみたいなところでした。しかし、平成になってからは20勝を超える人はきわめて少ない。
過去に遡ってみてみると、20勝越えは、2008年の岩隈(楽天)の21勝、2003年の井上慶(阪神)の20勝、斉藤和巳(ダイエー)の20勝、1999年の上原浩二(巨人)の20勝、1990年の斉藤雅樹(巨人)の20勝、1989年の西本聖(中日)と斉藤(巨人)の20勝というところ。
今時のプロ野球では20勝を超えるのはいかに大変かよくわかります。今年は、田中はあと5回くらい当番の機会があるでしょぅから、全勝すれば23勝くらいまでいけるかもしれません。
しかし、あまり話題になっていないのですが、もっと凄いのは防御率。これは、ここまで 1.15 という、これまた大変な数字を出しています。
なにしろ、楽天は少なくても2点取れば勝てるということ。楽天はここまで、一試合あたりの得点は4.3ですから、田中が出ればチーム全体のムードは良くなるのは当たり前。
がばれ、マー君!!