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2013年8月31日土曜日

光学30倍の威力

昨日の光学30倍の話、どんだけすごいかを、もう少し説明しておきたいと思います。

sonyのCybershotの最新機種で、コンデジのシリーズとしては、現状で最上位にランク付けされるのがDSC-HX50V。売り文句は、「世界最小・世界最高光学ズーム」ということで、そのことについては偽りがありません。

有効画素数が2040万画素となっていて、最高画質で撮影するとJPEG保存ですが、一つの写真ファイルが4~6MBにもなってしまいます。 大きさは5184×3888pixelで、解像度は350pixel/inch。

それをそのままブログにアップするなんてことは、とうていできませんので、1200×900pixelで72pixel/inchというダウンサイズした、広角端で撮影した写真がこれ。いつもの、おなじみのセンター南駅前ロータリーの風景です。

画面の中央、レンガ色のビルの壁面中ほどに三井住友銀行の看板があるのがおわかりでしょうか。そのままこの画像を30倍に拡大してみましょう。

確かに銀行のシンボルカラーはわかりますが、文字はほとんど読めません。ロゴも何となく雰囲気だけは伝わるかも、という程度。

それでは光学ズーム30倍、35mmフィルム換算で720mm望遠の威力を見てください。同じ位置から撮影したもので、実際の距離はおよそ150mです。

驚くべき解像度なのは当たり前で、すごいのはこ写真がコンデジで撮られたということと、そしてもう一つ。カメラは手持ちだということです。

三脚とかで固定されているわけではなく、普通に手で持っている。今までの常識では、ぶれまくりでとても見れたものにはならないはず。この手ぶれ補正機能の威力があるからこそ、コンデジで超望遠を搭載する意味が出てくるわけで、当然スマートフォンがいくら頑張っても及ばない領域ということになります。